前作から「旅団クエスト」という名称に変わっているが、つい前からの呼び方で「村クエスト」と言ってしまう。意味合いは通じるのでいいのだろうけど。短くて呼びやすいと言うのも有る。

まずドンドルマに到着した私に要求されたことは１つ。モンスターの襲撃で損傷した街の修復を、クエストを進行して必要な素材を集めてくることだ。集めると言っても、ストーリー上そういう表現をするだけで、素材アイテムを納品するわけではない。筆頭ハンターたちがその指揮にあたっているので、そのお手伝いという形になる。

まず筆頭ルーキーからの依頼、ダイミョウザザミの狩猟が村クエ初になる。「熱砂の中からゴアイサツ」、旧砂漠＜昼＞での狩猟である。初期エリアは３。元々私が初めてダイミョウザザミと戦ったシリーズはMHP2Gだが、そこでも初期に登場するモンスターである。なので今作でもその立ち位置は変わらず、難しいモンスターではない。

早速狩猟笛を担いで行ってみた。新しいモーションとして横移動しながらのブレスはあるが、他は殆ど変わっていないように見えた。それどころか、あの比較的大きな当たり判定が最近の作品らしくなったため、避けやすくなったようだ。ブレスやその際のハサミにも被弾することが減った。ヤドは前は鈍器でないと破壊できなかったが、今作はどうなっているだろうか。笛だったので気にせず攻撃しようかと思ったが、先にサブターゲットのハサミを破壊するため、前面に出て戦っていたら５分ほどで討伐。ヤドは破壊できず。

もっとも、持っていった武器が発掘装備のそれなりのものだったので、村クエのみで進めていった場合だと武器の強化レベルも限られてくるので程よい難易度になるのかもしれなかった。

このクエストをクリアするとドンドルマの住人たちから細々とクエストが追加される。ヤオザミ討伐、クック亜種狩猟、ドスランポス２頭狩猟、ぽかぽか島の拡張…。

次に筆頭ガンナーから、観測船の強化にババコンガ亜種のガスが必要とのことで、ババコンガ亜種のクエスト「天を目指して緑毛は萌ゆる」が依頼される。が、それに行く前にとりあえずぽかぽか島を拡張したいなと思い、その素材集めのついでに「ヤオザミ包囲網」へ行くことにした。サブタゲのザザミソ２個を納品してクリア。サブタゲ報酬はとがった爪くらいか。このクエストをクリアしたら、同じ人（大工さん？）からドスジャギィとドスゲネポスのクエスト「食料を求めて徘徊する者達」が依頼された。さておき、納品依頼の「ぽかぽか島、もっと増築！」である。必要な資材はというと、旅団ポイント5000pts、盾蟹の小殻3個、堅牢な骨2である。盾蟹の小殻は先程のヤオザミクエストで集めた。これでオトモの上限が50匹に増えたので、今作新しいトレンドのオトモも追加していける。旧砂漠でよく出会えるらしいので、また見に行ってみよう。

筆頭ガンナーのクエストは、体力低めのババコンガ亜種をさくっと討伐。初期エリアは8。うまく頭に当てられて、5分ほどで2スタンとってクリア。気持ちいい。帰ると街の人からブナハブラ討伐クエ「不安と飛甲虫を振り払え！」も追加されていた。

その次は筆頭ランサーからの依頼で、狂竜ウィルス研究所を完成させるのにふたつのクエストが追加。1つ目はドスガレオスの狩猟「飛び出しまするは熱地に砂竜」、2つ目は「ネルスキュラ連続狩猟」（2頭以上狩猟してネコタクで帰るクエスト）。

で、とりあえずはドスガレオスである。私にとってのドスガレオスはかなり厄介なモンスターのひとつで、モンハンに不慣れな頃に砂漠で延々と追いかけっこを何十分も続けて、最終的にリタイアしたという苦い思い出が有る。当時の私に「音爆弾」を使うとか、支給されている「小タル爆弾」を使うなんていう発想がわいてくるはずもなかった。

その点においては今作のドスガレオスは、さすがに延々と泳いで回っているだけ…という行動はなくなっているように思う。ちゃんと攻撃してくる。しかしそんなトラウマじみたことがありながらもその対策である音爆弾を持っていくのを忘れるという失態。いやこれはどれくらい泳ぎまわるかのチェックも兼ねてるし…と自分に言い訳しながら追いかけては、背びれに攻撃したり、飛び出してきたところを殴ったり。しかしドタドタと走ってくるのはちょっとぎょっとした。走ってきて、近くまできたら回転攻撃。終盤にはレイアのような三連続突進もあった。ああ、先述の行動もレイアに似ているのか。初期エリアは7であった。

次はネルスキュラの連続狩猟。MH4では特にこういう形式のクエストに関して説明はなかったが、今回は冒頭に説明がある。なぜ。連続狩猟クエストはモンスターの体力が低めなのか、割とあっさり終了。ネルスキュラはニガテなモンスターなので、ガンランスでガッチリ守りを固めて来たのだが…。戻ると研究所が完成していた。