まあ挑戦といっても縛りはない。

未だに崩竜ウカムルバスに勝てた試しがない旨を言うと、各方面からアドバイスを頂いた。普段PTでは私はハンマーで顔面あたりを陣取ってスタンを狙っている事が多いが、被弾もそれなりにするのでソロだと体力が持たない。

いただいたアドバイスは、

• 火片手のあの子でウカムの足を切るとウカムは死ぬ(ryokingさんより)
• ガンランスやランスがいいっすよ(satikamennさん)
• 双剣で後ろ足中心に鬼人化で切りまくりです。(bobさん)
• 潜行突進はペイント投げて一定の距離保つ方が避けやすいですよ。近過ぎても、遠過ぎてもホーミングして回避し辛いですしね。最初の飛び出し後潜り中は判定消えるようです。歩きじゃなくても一定距離で斜め前にダイブしても回避安定します。(hakuyaさん)
• あれはタイミングですなぁ、私は背中が飛び出したあと，最初に背中が沈みきるタイミングでウカム後方へ回避してますね(あいぎすさん)
• ウカムが潜ったら、深追いせずに中央の地割れと外壁の間にいるといいですよ。壁際で突進くらうと死亡フラグなので、壁を背にしない立ち回りをすれば死亡率下がると思います。あと、なれるまでは雪だるまにならないスキル付けるといいかも。片手なら右の後ろ足切って転倒狙いがいいかな。(るなさん)

などなど。本当にありがとうございました。

というわけで装備は火属性片手剣のゴールドイクリプス、スキルは「斬れ味+1、心眼、耐震」。耐震は別につけなくてもよかったが、スロットが余っていたのでつけた。（防具にウカムのパーツを使っているため、元々耐震スキルのptが少々入っている）振動回避のPSがここでまた鈍る訳だ。

まあこれだけアドバイスを頂いておきながら、咆哮で死に、ボディプレスで死に、潜行突進で死に、尻尾なぎ払いで死に、咆哮で死に、また咆哮で死に、雪塊が落ちて来て死に、壁際で突進されて死に、足で削られて死に…正直くじけましたが、あともう一回、次こそは、あともう一回…と続ける。ウカムに近づきすぎると巨体で自分も隠れ、またウカム自身も何をやろうとしているのか私には判断がつかない。そこで距離をとるべきなのか攻撃するべきなのか迷うのだが、結局離れた所でダメージが与えられる訳でもないので、ごり押し。結果咆哮回避も出来ず、衝撃波でダメージを喰らうし潜行突進は避けられない。途中片手剣から太刀に変えたりもしたが、咆哮で死ぬ回数がただ増えただけだったのでまた片手剣に戻した。やはり咆哮を盾でガード出来るというのは大きい。

オトモはいろんなタイプを連れて行ったりしたが、補助系はことごとく笛を吹く間もなく倒れてばかりで有効性は見いだせなかった。攻撃系も助けになっているのかどうか。あ、連れて行っているのでウカムソロ、というわけではない。とりあえずウカムにプレイヤーひとりで挑むという趣旨だ。本当にソロでやるのはこれでクリアできてからだ。そもそもアクションが元々苦手な私がこの程度でもモンハンをプレイ出来ている事自体が奇跡的ではあるが…。

さて、片手で足にまとわりつき只管切りつけることを繰り返すと結構転倒する。たまに尻尾に巻き込まれる事もあるが、やはりそこはやればやる程、集中力さえ保っていれば、徐々に距離感が掴める様になってくる。そして毎回尻尾を切ることはできるのだ。ウカムは尻尾の切断条件が体力25％以下というのがあるので、つまりそこまで追いつめる事は出来ている。だが毎回そこで死ぬのだ。その頃には回復薬も尽きて来て、２回は死んでいて…どちらかというとこちらが劣勢になっていることが多い。

そして本日9回目の挑戦（ギルドカードの履歴には1回分しか失敗は載っていないが）、オトモはピコ。臆病な性格で補助系のオトモだ。例によって２回程死に、調合分の回復薬Gも残る5個ほど、秘薬はなしの状態で尻尾を切る所まではきた。ここで今回のウカムは怒り咆哮が多くなり、ガードしたあと足への手数が俄然多くなった。かなり調子が良い。しかし油断はできない。削りでじわじわとこちらの体力も減り、そこに大ダメージがかさなればあっというまに死ぬ。連続で何戦もやっている疲れもあって、必死だった。後半回復薬もほぼなくなりかけ、「死んで！早く死んで！早く！死んで！お願い！」と叫んですらいた。隣に居た相方「　アルファ　必　死　だ　な　」

よりにもよってその終盤にボディプレスを喰らい、体力がほぼ尽きかける。残った回復薬Gも飲み尽くし、再度斬り掛かるも「今回も駄目なのか」と、やや負け気が脳裏をよぎったその時だった。討伐完了のメッセージが画面に現れた。倒せた！

慌ててデジカメを取り出して撮影したので剥ぎ取りもまともに出来なかった。手が震えた。GRDには手ブレ補正がないというのに。

達成感、とりあえずは達成感だ。パーティ戦は確かに楽しい。人とわいわいやり、またそれだけの人数で頑張って討伐する、力を合わせて倒したという達成感も、ある。だが一人で必死こいて倒した、という感覚は、初期の村クエストで度々ギリギリになってやっとのことでクリアできた、あの感覚だ。下手は下手なりに感動するポイントが多くていいのかもしれん。と、思った。とりあえず、疲れた。

という日記を書いていて下書き保存しようとしたら

こんな画面が出て本気で焦った。冗談はよしてくれ！

しばらくしたら復旧して、保存は出来ていたが、心臓に悪い話だ。もう一度この本文を書く気にはなれない。