動画「レンキンスタイル・ニャンター篇」から

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先日1/19に公式サイトで、井上聡さんがMHXXを体験する動画の第二弾が公開された。今回のテーマは「レンキンスタイル篇」&「ニャンター篇」

発表当時はブレイヴスタイルが全面に出て、レンキンスタイルは名前さえも明かされず、隠し要素のようにあとに取って置かれたが、最近はほぼ情報も出揃ってきた。発売二ヶ月前を切って、いよいよ近づいてきたという感がある。

レンキンスタイルは武器モーション自体は多分ギルドとストライカーの中間くらいなのではないかなと見ていて思った。メインはやはり錬金タルでの錬金調合という要素であるようで、たとえば上の動画中で井上さんがランスを使っているが、「カウンターができない」と発言している。

レンキンスタイルだとアイテム欄に「マカ錬金タル」というものが追加され、これを使用することで錬金し始めることができる。錬金するためにはレンキンゲージ(最大5)を溜める必要がある。これは時間経過や攻撃を当てることで溜めていくことが出来る。一度に消費するのではなく、連続して錬金タルを振る回数上限のゲージと考えれば良い。

マカ錬金タルを振るたび、作成できる錬金アイテムの候補は変わっていく。

回数 レンキンアイテム候補(X) レンキンアイテム候補(A)
1回目 レンキンフード(レンキンゲージがたまりやすくなる) レンキン狩技砥石(近接武器時)
レンキン狩技弾(ボウガン時)
レンキン狩技ビン(弓時)
(それぞれ狩技ゲージが溜まりやすくなる)
2回目 レンキン活力剤 レンキン音波爆弾
3回目 レンキン耳栓(持っているだけでいい高級耳栓。一回発動すると壊れる) レンキン速振薬(おそらくレンキンモーションを短縮)
4回目 レンキンフエール(フエールピッケルと同じか) レンキンバズーカ(タル爆弾で爆撃する)
5回目 レンキン気合玉 レンキン癒しタル(同じエリアのハンターを回復、複数回?)

錬金した一部のアイテムは受け渡せるとか。動画でそれっぽいシーンがあった。

ブレイヴスタイルがかなりプレイヤー単体の(初っ端からの)戦闘力向上に重点を置いたシステムであるのに対し、おそらくはレンキンスタイルはその逆、段階的な強化(強化要素を作り出す、という楽しみ)や他プレイヤーの強化に重点を置いているのではないか。その辺りは今回追加されたSP狩技という要素にも見られる。

SP狩技というのは、狩技としてセットしたうちの一つを「SP狩技」として指定し、それをクエスト中に使用することで、同じエリアにいる仲間を強化する特殊効果をもつ新要素である。基本的にひとつしか指定できないが、レンキンスタイルに限り、狩技三つともSP狩技として設定することが可能である。

SP狩技による効果は以下の通り。

ギルドスタイル 一部のアイテムの扱いが素早くなる
ストライカースタイル 攻撃を当てなくても、徐々に狩技ゲージが溜まっていく
エリアルスタイル 踏みつけ跳躍時、スタミナ回復が早くなる
ブシドースタイル ジャストアクションの受付時間延長
ブレイヴスタイル ブレイヴゲージが溜まりやすくなる
レンキンスタイル レンキンゲージが溜まりやすくなる
ニャンター サポートゲージの消費量減少
オトモアイルー サポート行動を発動しやすくなる

公式の仕様として、レンキンスタイルがレンキンアイテムの生成やSP狩技を3つ設定できる点などを見ていると、単独での「相手の攻撃を無効化し、また対象を短時間で無力化」することを目的に組み上げられたわけではなく、NPC(オトモアイルー)含めて「他者との相互連携(強化)を楽しむ」ものとして設計されているように、私には見える。もちろん、これは非効率的と言っているのではない。武器種で言えば、狩猟笛と似ているのだ。自分を含めて他者も段階的に強化でき、単独でも戦える。そこに楽しみを見出すスタイルなのだと思う。実際に触ってみないとわからないけれど(どうしてもモーションが馴染めず使いにくい、というケースはありうる)。サポートタイプと言い切るのは違う、それは狩猟笛にしても同じことだ。あくまでサポートが出来る傾向に重点をおいているという程度ではないか。レンキンスタイルと狩猟笛を掛け合わせるのは最適解とはならないだろうが、一度はやってみようかなと思う。

動画の後半ではニャンターも使っている。ニャンターはサポート傾向に「ビースト」が新しく追加された。MHXではやはりブーメランを使うニャンターが大多数であったように思うが、バランスをとるためか、ビーストは近接寄りの能力である。

サポートゲージが2個たまると、「ビースト変化の技」が使用可能になる。狩技の「獣宿し」のニャンター版、と考えるのがわかりやすいかもしれない。変化は時間経過か任意のタイミングで解除することが可能。モウイチドングリによる復活ならば継続するが、BCに戻されるダウンの場合は解除される。変化中は攻撃モーションが変わる。PVにあった溜めからの引っかき(コンボからの爪フィニッシュ)を当てると、自己強化されるという仕様つきだ。

自己強化1段階目は「ネコのふんばり術が発動、ネコの受け身術が発動、一部の咆哮と風圧に強くなる」(ザボアザギルの咆哮は防げていなかった)、2段階目は「会心率が上昇」、3段階目は「SP状態が発動(サポートゲージの消費量減少)」となっている。G級導入で敵の攻撃力も上がっているだろうから、中々近接ではりつき続けるのは怖いところだが、どの程度使えるだろうか…。私が。

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