昨日ファミ通.comにて、モンスターハンタークロス（MHX）のスペシャルインタビュー完全版が掲載された。これは先日発売となったファミ通誌面にて掲載されたインタビューの完全版という意味である。誌面の方を見ていなかったので私にとってはPV公開に続く新しい情報となり、二三度通読せざるを得なかった。いくつか気になったポイントを引用して日記としたい。

新武器について

インタビューアーから新武器の追加有無について質問が出たが、一瀬Pより今回については無いとの回答があった。

今回は、“自分のスタイルをより強くできる”がコンセプトだったので、これまでのシリーズ作品を遊んでいただいたユーザーの“武器への愛着”を大事にしつつ、武器そのもののシステム部分に手を入れて広げていくほうがいいと考え、狩猟スタイルを採用するにいたりました。

新武器を追加するのではなく、今回の目玉の「狩猟スタイル」や「狩技」により既存の各武器の動き（動かす楽しみ）を拡張することが主軸であるらしい。MHFの穿龍棍の輸入があるのでは？という予想は外れた。しかしその分の労力が、全武器種のモーションの幅を広げることに割かれるのであれば、より楽しさも広がることだろうと思う。一つの武器種をひたすらに突き詰めるスタイルではない私にとって、楽しむ余地はより多いと感じる。

狩猟スタイルについて

一度設定したら変更できない、というものではなく、モンスターに合わせて変更して楽しんで欲しいという。その変更の手間がどの程度かが気になるところである。

• オプションに変更するための項目があるのか？
• 変更は専用設備で行う必要があるのか？集会所や自宅で出来るのか？
• 変更に素材やお金などが必要なのか？（極限強化のようなイメージ）
• 各武器に付与するものなのか？（これは可能性薄と思う。スタイルという言葉はハンター自身にかかっているように思える）

もちろん今まで通りのプレイスタイルを選ぶこともできるので安心である。ただ、狩技にも関係してくるが、

続いてふたつ目は、狩技に特化した狩猟スタイルとなります。通常よりも狩技を多くセットでき、より攻撃的かつ、派手なアクションが楽しめます。

「通常よりも狩技を多くセットでき」、とある。つまり複数の技を予めセットしておいて、特定のモーション時に発動、あるいは特定操作ボタンにて瞬時発動なのか…

モンスターとフィールド

新フィールドのコンセプトは「恐竜時代」とのことで、追加されたモンスターもどこか今までのものよりも、恐竜を喚起させるものになっている。とげとげしいティラノサウルスのようなモンスターは「ディノバルド」というらしい。地上版リオレウス、火属性の攻撃をしてくるモンスターである。

“恐竜の世界”にいそうなモンスターというコンセプトもあり、角の生えた“カルノタウルス(※白亜紀後期に存在した恐竜の一種)”をモチーフにしています。

カルノタウルスは私は存じ上げなかったので、Googleで画像を見て、なるほど。

このディノバルドは自らのトゲを研ぐという行動を取るようだ。私たちが武器を研ぐのと同じ要領である。ブラキディオスの粘菌べろべろがちらついて仕方ないのだが…

古代林は未開の土地ということで、他の機関も調査を行っている。ハンターもギルドの依頼に応じて調査やハントに出向くということらしい。

未開の土地でもあるので、龍歴院という施設の調査隊の面々があちこちを調査している状況ですね。それと同時に、ハンターたちもさまざまな依頼を受けてフィールドへ降り立つという流れになります。

「りゅうれきいん」と読むのだろうか。ギルド所属なのか第三者機関なのかどうかまではわからず。

水中、極限モンスターの有無

辻本Pがはっきりと否定している。同時期に動き始めたプロジェクトらしく、極限コンテンツは4Gへ、水中はさておき、それらとは一線を画した別コンテンツとしてのMHXらしい。

――では、『MH4G』あったシステム、ギルドクエストとか大型モンスターの狂竜化や極限状態などはあるのでしょうか？

辻本　本作では、それらはないですね。『MHX(クロス)』ならではの要素を楽しんでいただければと思います。

あー個人的には水中は有って欲しかったのですけれど。多彩な組み合わせのクエストをイベクエで配信して欲しいところ。

他、上記インタビューに関連した情報がまとまって別エントリーとしてアップされている。オトモの技追加などなど。

『モンスターハンタークロス』 4大メインモンスターの一角獣竜種モンスター“ディノバルド”を紹介！

 

※各引用部分はファミ通.comの該当エントリー「『モンスターハンタークロス』スペシャルインタビュー完全版　新フィールドのテーマは“恐竜時代”」から。