実家への帰省後、ふと衝動的にぽかぽかアイルー村Gを購入した。前作は手を出さなかったというのになあと、思う。

キャラメイクは、モンハンの1stキャラ通りに「アルファ」で作成。毛並みはMHP2Gで特に好んでいた「白黒」にした。

村の名前は「みみかきしすぎ村」。漢字は使用できないようである。みんな耳から血が出てるイメージで良い。ホラーだ。病院いけ。

Gを買っておいてなんだが、前作をやっていないので全くの最初からスタートした。おそらくクリア時点までいって、そこからようやくG級要素が開始のようだ。

さて、ストーリーが始まると村長とおぼしき老アイルーから村の発展の舵取りを任命される。このゲーム主たる目的は「村の発展」。住人の頼みを聞き、住人と仲良くなり、住人たちと生産と狩りをこなし、村をより大きくする。見た目は愛らしく、その点において満足する人はあまりこのゲームに非は唱えない。どうぶつの森的な要素で、癒しを得られることが楽しみである。一方ハンティングアクションゲームとしてモンハンが好きで、モンハン関連だという理由だけで購入した人にとってはこのゲームの要素の多くは作業的で、スリルがなく、達成感があまり得られないと言う点で不満を述べる人もいる。いずれの意見もあって然るべきと思う。私は疲れていて、このゲームに癒しを求めていたのだろうか？そうかもしれない。私にとっては決して安くない出費ではあったが、とりあえず本当に肌に合わないなら売るなり、放置するなり（いずれ家族がPSPをもう一台買うような事態になればソフトごと上げれば良いのだ）すればいいと思い、後悔の念はない。カプコンと、いつもお世話になっている販売店への多少の上納は出来ただろう。

そういうわけで、入り込むほどの熱はないものの、家に頂き物のアイルー、メラルーのぬいぐるみを持っている程度、このデザインのアイルーたちも好きな私は、のんびりとぽかぽか生活を営んでいくことにした。G級に至るまで進めるかどうかはわからない。白黒とか黄メラかわいい。

このゲームはアイルーが初めての体験をしたり、新たな知見を得ると、派手な音楽（ファンファーレ？）とともに「カルチャーショック！」という表示が出る。この驚き具合によってポイントが加算されて行き、のちのち何かに使うそうだ。今の所まったく使い道がわからない。私にとっては心臓に悪いびっくり箱でしかない。

ポイントといえば、カルチャーショックによって貯まる「ショックポイント」の他に「ぽかぽかポイント」というものが存在する。これはいわばトライで言う「資源ポイント」のようなもので、アイテムからポイント変換して、そのポイントを使用して新たに施設を建てたり、改良したりしていく。これをひたすら貯めて行くというのが、このゲームの実際的な目的となる（のだと思う）。序盤に入手出来るアイテムはどれも数ポイントからせいぜい数十ポイントで、探検クエストに行けるようになるための2000ポイントは中々面倒さを感じるところではある。しかし、まずはギルドカウンターの設置よりも生産設備を拡充し、仲間を増やし、自動生産量を増やした方がいいのかもしれない。とりあえず釣りで「ハレツアロワナ」などは一匹で100ちょっと貰えるので、それを狙いながら畑や採掘場などを開拓していった。

プーギーももちろん登場する。P2GやP3rdではなつかせるのに、タイミングよく○ボタンを押す必要があったので、今回も身構えていたのだがその必要はなかったようだ。拍子抜けである。自分はアイルーなので、なついた後は乗って移動することができる。そもそもプーギーは村の某に探してきてくれと頼まれたものだった。いきなり乗って怒られないか不安だったので、今回は抱っこして連れて行った。探していたアイルーは、いずれここにプーギーパークというものを建てたいと言う。遊園地か？

ちなみに村の奥に長屋があり、そこに住民は住んでいるという設定なのだが（アルファは何故かいつも野宿している）、そこにネコバァがいて住人を斡旋してくれる。斡旋にはそれぞれ固定の素材アイテムが必要で、アイテムと引き換えに翌日からやってきてくれる。先に書いた自動収穫は、それぞれの職業のアイルーが在住でないと成されない。

というわけで続く。多分。